CT検査の結果と今後の方針
寝起きで少々ボケっとしてますが・・・
昨日病院へ行き、CT検査の詳しい結果を聞きました。
肺の影はひとつのみで他にはないようだ。
肝臓など他の臓器に腫瘍の影は見当たらない。
一部取り残しが懸念されている卵巣は、CTで見る限り見当たらない。
以上のことから、今なら肺の腫瘍を切除する手術ができそうではある、とのことでした。
しかし、この3ヶ月強で腫瘍が大きくなっているフシがないこと、切除手術は成功したとしてもやはり身体の負担が大きいこと、10歳を超えているであろう年齢を考え、手術は見送ることにしました。
今後も定期的にレントゲンを撮って様子をみましょうと言われましたが、X線被曝がちょっと気になるので、そうそう頻繁には撮るつもりありません。
仮に腫瘍が大きくなってきたとしても、手術をしないいじょうはもう手をこまねいてみているしかありません。だとしたら、今後レントゲンを撮る意味あるの?っていう思いもあります。ただ、大きくなってきたか?というより、大きくなってきていないことを確認したい(大きくなってたら残念だけど)気持ちがあり、年末位には一度撮ってみようかなあと思ったりしています。
もちろんその前に何か症状が現れて病院へ行けば、その時点で撮ることになるでしょう。
それからたくさんできてしまっている乳腺腫ですが、こちらもここ3ヶ月の間に大きくなってきたということはないように思います。
乳腺腫は大きくなって自壊でもしない限り、本犬は痛くも痒くもありませんので、様子見することにします。もし切除手術をするとなると、この数の多さと場所の散らばりから考えると乳腺全摘になります。全摘手術は過去に他の犬で経験がありますが、首元から陰部近くまでそれはそれはバッサリ大きく切ることになります。かなり痛々しいです。
そうそう、うちに居る羽衣ちゃんも乳腺全摘しています。ただ、うちに来た時は手術から1ヶ月以上経っていて、傷口はもうだいぶ綺麗になってきていたので、手術直後の痛々しいお腹を私は見ていません。
肺と乳腺、両方の腫瘍の様子見ということになりますが、なんとなく・・・このまま寝た子を起こさずに年単位で元気でいられるんじゃないかと、そんなふうに感じています。
そう思う根拠と言えるかわかりませんが、そもそもこの肺の影が悪性乳腺腫つまり乳がんからの転移がんなのか?というと、先生曰く、その場合は1カ所だけということはあまりなく、もっと何カ所にも散らばって腫瘍が確認されるのが普通、ということを聞いたからです。
では、このいっぱいできている乳腺腫は悪性なのか?というと、これまた悪性らしい所見ではないというのです。
乳腺腫は切除して病理検査に出さないと、実際のところ悪性なのか良性なのかわからないです。
保護した2017年2月にも乳腺腫がたくさんできていて、その時点でそれらを一旦全て切除したわけですが、病理検査は全て良性でした。
つむちゃんは乳腺腫が異常にできやすい体質であることは間違いないように思いますが、だからと言って病理検査で悪性と言われたことはまだ一度もないのです。
もっとも、乳がんの転移がんでないなら、肺の腫瘍はナニ?ってことにはなりますねえ。肺の原発がんだとしたら、それはそれでウーーーンとなるわけです。
そう考えると、CTまで撮ってみてもなんだかすべてが曖昧ですね。しかしそれもいたしかたないと思っています。白黒ハッキリつけるために身体に負担をかけて、本末転倒にしたくはありません。
あ、それから一部取り残しがあるかもしれない卵巣ですが、CTには写らなかったものの、春先の乳腺の張りから考えるとやっぱり残ってしまっている懸念が拭いきれません。
と言って、それを探すためだけの手術はやりたくないのです。
もし今度また乳腺が張ることがあったら、その時にホルモン検査をしてみましょうと先生に言われました。ちゃんと聞かなかったけど、たぶん血液検査でわかるかと。
その検査で卵巣の有無がわかるのかもしれないけれど、有りそうだとなったところで摘出手術をしないなら検査やる意味ある?ってやっぱりこれもそう思うけど、でもまあ血液検査位ならつむちゃんの身体の負担がないのでやってみてもいいかなあと思っています。
とにかくつむちゃんは現在とても元気で食欲もありすぎるほどあり、ごきげんで毎日暮らしています。
この状態のままどこまで行かれるか・・誰にもわかりませんが、もしかしたらこのまま本来の寿命(いわゆる老衰)を全うできるんじゃないかという気もしています。
期待に反する事態になったらその時はその時で、その時できる限りの最善を尽くすのみです。